続・みっちーコラム

点検・確認・対策を確実に

日常、公私を問わず、点検(チェック)・確認ということは常におこなわれています。

例えば外出するとき、窓は閉めたか、電気は切ったかなどの点検は誰もがしています。それが規模が大きくなるにつれて点検すべき場所も項目も増えてき、点検要員も交替するので「チェックリスト」を場所ごとにあらかじめ作っておき、点検・確認した結果をルールに従って上司に報告します。上はそれを判断して問題があれば対策することになります。

こうした一連の動きは経営を正常に進めていく上で基本になる大切なことで、特に点検の対象が人命に関わるようなものであれば一段と入念に対応せねばなりません。にもかかわらず、最近大きな社会問題になったJR北海道のケースなど、数百ヶ所にも及ぶレールの幅の不具合が放置されたままになっていて次々と脱線などの事故につながっていたというのは点検・確認-問題把握-対策実施という基本的な流れが全く無視された状況にあったといわざるを得ません。

経営では「問題点」を見つけることと、それに対処することが根本的に大切です。問題点には

  1. 見えるもの
  2. 探すもの
  3. 創るもの

の3つがあります。見えるものとは目の前で交通事故が起こったなどのはっきりしたもの、探すものとは資料やデータから見つけるもの、創るものとはかくあるべきなのにそうなっていないと考えるものです。

このうち、日常経営的には2の探すものが重要です。

これは例えば資料や数字を見て、ここのところが問題だ、と指摘するような場合です。

例えば在庫が増えてきているとか、粗利益率が減少してきている、などきめ細かくチェックし、その元にある問題、例えば商品力が他社より弱いなどを探し、改善の手を打ちます。その元は日常の点検活動にあります。
(経営についてお分かりにくいことがありましたら商工会へお気軽にお出で下さい。)

 

※向日市商工会編集・発行 2013年11月号掲載(執筆2013年10月)