続・みっちーコラム

惰性的な経営から脱皮しよう

2020年のオリンピックとパラリンピックが東京で開催されることになりました。これは我が国全体にとって大変喜ばしいことで嬉しいニュースです。

オリンピックの開催地になることには大ざっぱに言えば2つのメリットがあります。

一つはいうまでもなく各種スポーツを中心に、世界中の注目を浴びながら平和と友好の絆を強めることのお役に立つということであり、二つ目はこれを機に来日する多くの観光客への対応に絡めて大きい経済効果が期待できることです。

経済効果の点についていえば、開催が決まった直後の概算で約3兆円の波及効果が予測されると言われています。競技施設などはもとより、道路や宿泊施設、またそれに関連した人的態勢など数え上げれば切りがないくらいです。

さらにそれが東京だけでなく全国各地に広がるわけですからかなり大きなものになるでしょう。

オリンピック東京開催がアベノミクスの第4の矢だ、などといわれる所以です。7年後に日本を代表して誰がどんなメダルを取るのかと言ったことについては今の時点ではピンと来にくいところがありますが経済成長への動きはもう始まっています。

中小企業経営の立場から考えたとき、今すでに始まっている経済成長や7年後のイベントを見据えて「経営を刷新していくこと」が極めて重要なことになります。それは環境の変化を見越して経営の中身を強化することです。

その日その日をただバタバタと惰性的に過ごすのではなく、革新するという発想から出発してまず社長をはじめ幹部人材が意識改革することが大切です。それには幹部みんなで環境変化を視野に入れた、当面3ヶ年の経営革新計画を策定することです。

経営革新計画は柔軟な発想で自社の未来を創っていくことを目指します。是非取り組んで下さい。
(経営についてお分かりにくいことがありましたら商工会へお気軽にお出で下さい。)

 

※向日市商工会編集・発行 2013年10月号掲載(執筆2013年9月)