続・みっちーコラム

商品、販売、経理が経営の3本柱

このところ、景気は引き続き明るい感じで推移しつつあるようです。その顕著な例が株価で、かなりの勢いで上昇を続けています。テレビで町の人の声などを聞いていると「あまりどんどん上がるので少し気色がわるい」

などの声もあるほどです。たしかに、どこまでもどんどん上がり続けるということはないので、どこかで何らかの形で落ち着くことになりますが、軟着陸するのかバブル崩壊のようになるのかは誰にも予測がつきません。

こうした経営環境の動向も視野に入れながら、自社を存続発展させていくのが経営者の務めですが、その場合ポイントになるのは、商品と販売と経理の3つの力です。

  1. 商品とは、ものを開発・製造する能力とか、医療などサービス業であれば治療する技術などを含めたものを指しますが、これらが他に比べて優れているかどうか、即ち粗利益率が他社類似品に比べてしっかり確保できているかどうかの問題です。
  2. 販売とは、顧客ニーズをいかに的確に捉えるか、いかに技術や商品の強み、特徴を顧客に伝えることができるか、合わせて顧客ニーズをしっかり吸収して上司に伝えているかの問題です。
  3. 経理とは、商品や販売に比べてやや地味な存在ですが、実はこれが極めて重要な機能であるにも関わらず、中小企業では立ち遅れる傾向があります。毎日生産や販売に追われているうちに経理面がなおざりになりやすく、いざ資金が必要になったとききちんとした資金繰り計画表が用意できない、などといったことになります。また同時に、経理は会社の成長とともに経理・財務部門として「経営管理」 機能の中枢的役割を果たします。

商品力と販売力と経理力と、この3つは経営を支える3本柱です。これらの一つ一つをバランスよく強化することが今後大切です。
(経営についてお分かりにくいことがありましたら商工会へお気軽にお出で下さい。)

 

※向日市商工会編集・発行 2013年6月号掲載(執筆2013年5月)